Lotus!
ロータス
イギリスの車を語る上で、
とりわけ思い入れが強いメーカーである。
社名のロータスはそのまま蓮を指し、
グループエンブレムの中にも角の丸い三角として描かれており、
創業者のアンソニー・コーリン・ブルース・チャップマンが
仏教思想で「俗世の苦しみから解放されて夢がかなう実」
とされる蓮にちなんで名付けたとの説が有力であり、
エンブレムの「A・C・B・C」も創業者のイニシャルである。
まずはレーシングカーの紹介から....
ロータス・78(1977)
グランドエフェクトカー(ウイングカー)を最初に採用した。それよりもこのカラーリング。
スポンサーのJPSカラー、黒にゴールドは、当時のJUNパパにとってフォルムと相まって
鮮烈な印象を与えた。
ロータス・99T(1987)、100T(1988)
キャメルカラーに塗られたモデルは、HONDA V6ターボエンジン、アクティブサスを擁し、
ドライバーは、87年はアイルトン・セナ、88年はワールドチャンピオン、ネルソン・ピケを迎え、
日本人初のF1レギュラードライバーとなる中嶋悟をセカンドドライバーにすえた。
キャメルがスポンサーを降り、キャメルカラーから白とグリーンのボディに。
この年から、田宮模型(タミヤ)、小松製作所(コマツ)などの日本企業のスポンサーが開始された。
ロータス・109(1994)
1994年シーズンと無限エンジン搭載のために新設計されたマシン。
ロータスとしてはこれが最後のモデルとなってしまった。
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